体調が悪い日があります。
頭が重い。
気持ちが沈む。
何をしても、どこかうまくいかない。
そんな日は、「今日は何もできなかった」と思ってしまうことがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
体調が悪いとき、体の中では実はとても大きな仕事が起きています。
体は、整えようとしています。
心は、整理しようとしています。
見えないところで、静かな調整が進んでいるのです。
私たちはつい、
「前に進んでいるかどうか」で一日を評価してしまいます。
何かを達成したか。
何かを終わらせたか。
誰かの役に立てたか。
でも、人生にはもう一つの時間があります。
それは「整える時間」です。
体が疲れているとき。
心が静かになりたがっているとき。
人は無意識に、少しだけ歩みをゆるめます。
それは後退ではなく、調整です。
弓を遠くへ飛ばすためには、
いったん後ろに引く必要があります。
体調が悪い日というのは、
人生が後ろに引かれている時間なのかもしれません。
遠くへ飛ぶための準備です。
もし今日、思うように動けなかったとしても、
それは「止まっていた一日」ではありません。
見えないところで、整っていた一日です。
体と心には、それぞれのリズムがあります。
そのリズムに耳を澄ませることも、
人生を大切に生きる一つの方法なのかもしれません。
こころのて整体院では、
体の緊張をゆるめ、心と体の流れを整える時間を大切にしています。
ときには、前に進むことよりも、
整えることが大切な日もあります。

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